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代表雑感～※代表による労務・年金・起業に関する雑感です～

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第22回　シニアの働き方・生き方　

福岡・糸島の社会保険労務士・キャリアコンサルタント

社会保険労務士おおぎ事務所の大城（おおぎ）です。

　福岡の糸島で、働き方・生き方に悩む人達をサポートする労務・年金・キャリア支援の専門家である社会保険労務士として活動する日々を過ごしております。

　今月は、シニアの働き方・生き方をテーマについて

　取り上げたいと思います。

　概ね50歳以上の方は、世間では「シニア」と呼ばれます。シニアといわれて抵抗がある方もいらっしゃると思います。今では平均寿命も80歳に到達し、人生80年時代を迎えています。確実に超高齢化社会です。

　50歳は、ちょうど人生の午後３時に相当します。会社組織では、ベテラン社員として管理職になっている方も多いと思います。会社において期待される役割、自らの存在感やこれからの生き方に戸惑い、ふっと・・・疑問を感じる時期なのではないでしょうか？

　私達の人生における働き方・生き方は、お一人お一人違います。自分を必要としてくれる誰かのために、この世に生を受け、誰かに出会い・自分を理解してくれる温かい気持ちに感動して、生活を共にしたり、仕事をしてきたはずです。人生の残り時間には、人それぞれに限りがあります。例えて言うなら、あの、らせん状の蚊取り線香です。蚊取り線香の一巻きを人生に置き換えると、最初に火をつけてから燃え尽きるまでが、80年です。

　50歳の節目を越えて、燃え尽きるまで時を過ごす選択をされる方が多いようにも感じます。少し視点を変えて考えてみましょう。らせん状の蚊取り線香の両端、つまり最初と最後に火をつけてみてください。同じ速度で燃えていくとすると、人生の時間なら80年の半分の40年で燃え尽きます。蚊取り線香の終端に火をつける人なんて、普通はいないと思います。重要なことは、人生のゴール（目標）をどこにおくか！残り時間から逆算して考えることなのです。

　もしかしたら、明日で自分の人生が終わるかも知れません。それは誰にも分りません。今までの半生を振り返り、自分の人生の使命・役割は何なのか？真剣に考えることができるのが、シニアだと思います。会社の限られた人達だけとのお付き合いのみでは、もはや、もったいないとさえ感じます。気づかないことがとても多いのです。蚊取り線香を自分の人生に見立て、その終端に、火をつけてみる！世間や会社組織の常識にとらわれることなく、柔軟な発想・視点・物の見方こそがシニアの皆様の豊かな働き方・生き方を考える上で、参考になるヒントであると考えます。

　弊事務所は、シニアの皆様の豊富なご経験・知識を求める中小企業様と様々な連携を行いつつ、シニアの皆様の誰もがいきいきとした人生の残りの時間を過ごせるよう、シニア人材会社と協力した支援活動を行っております。

　シニアの皆様が必要とされ、皆様の力を頼みたい中小企業は、確実に存在します。勇気をもって一歩足を前に進めることで、ご縁は繋がっていきます。

　是非、シニアの皆様がご自身の働き方。生き方で悩み苦しんでおられることがございましたら、ご遠慮なく弊事務所へご相談ください。お待ちいたしております。

　次号(2014年11月号)では、ES経営のポイント！(従業員を満足させるには）についてお話します。このコラムは、社労士・キャリアコンサルタントである、代表が働き方・生き方に悩む皆様の参考になる労務・年金・起業などに関する雑感について連載しております。）

※今月号もお読み頂き、ありがとうございます。

　今、悩んでいる事・不安な事など、また、ご感想・ご意見などが

　ございましたら、以下よりお願いいたします。