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代表雑感～※代表による労務・年金・起業に関する雑感です～

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第3５回　社労士のターゲットは誰！　～NEW！～

福岡・糸島の社会保険労務士・キャリアコンサルタント

社会保険労務士おおぎ事務所の大城（おおぎ）です。

　福岡の糸島で、働き方・生き方に悩む人達をサポートする労務・年金・キャリア支援の専門家である社会保険労務士として活動する日々を過ごしております。

　１１月に入りました。紅葉も深まり、とても良い季節になりました。今年もあっ！といま間に残り２ヶ月。時間が経つのは早いですね。先月から毎年恒例の県内企業の訪問活動が始まりました、30社程の総務人事の皆様にお会いし、人事労務に関する様々なお話を伺い、社労士冥利につきる人との出会いに感謝しながら、日々がんばっております。

　さて、今月は「社労士のターゲットは誰！」について、お話します。

前回もお話しましたが、社労士は目には見えないサービスをお客様に提供して報酬を頂く商売です。売り先は、誰でもいい。買ってくれさえすれば・・・本当にそれでいいのでしょうか？開業したての頃は、どのような仕事でもほしいし、お客さんであれば誰でもかまわない。確かにそのように思ってました。でも、社労士業の事業領域で競争する限り、大手の事務所や２代目・３代目事務所などの同業者と競合します。誰にも負けない強みがなければとてもかなわないのです。

　商品なら、お客様に手にとってみたい商品だと思ってもらうこと。サービスなら、お客様にこの人の、この会社のサービスを受けてみたいと思ってもらうこと、

この社労士なら、間違いなくやってくれるだろう！お客様の判断で決まります。

自分の強みを活かした一点突破か、そもそも同じ土俵で勝負しないかのどちらかだと思います。実際に企業訪問をして人事総務の皆様にお会いして思うことや、求められていることを精査しますと、ちょっとした「プラス付加価値のサービスづくり」だと感じます。顧問の社労士もいるのに、何でこんなこと自分に聞くのだろうか？と思いことが多く、恐らくここにヒントがあるように思います。

　自分がお客様に提供するサービスは、誰に買ってもらいたいのか？誰に買ってもらうサービスなのか？誰に！を起点に、どのようなサービスが求められているのかを常に意識しながら、日々仕入れをしていかなければ販路は増えないと思います。お客様が求められているものを魅せることができなければ、生き残ることが難しいとも感じます。また、既存のビジネスモデルを疑ってみることも大切だと思います。行列に並ぶのは容易いことですが、行列を創るのは大変なことなのです。でも、行列を創った人の稼ぎのほうが何倍も大きいのです。

　同業他社と競合しない事業領域（ドメイン）で、自分を活かせるもので勝負できれば勝算は高まります。人は人、自分は自分！事業理念、目標、方向性や考え方は其々違います。それでも、社労士となられた皆様が支援する事業所の人づくりに貢献され、幸せを実感しながら、事業の成功を手にしてほしいと心から、そう思います。道なきところに道あり！気づけば価値です。ヒントは私達の身の回りの身近なところにあると感じます。実際に人に会って話を聴き、自ら実践して見なければ、わからない・気づかないことも多いと思います。~Ｊｕｓｔ　Ｄｏ　Ｉｔ！~

　さぁ~、これからも、ご一緒にがんばっていきましょう！　￥(^^)/

　次号(2015年12月号)では、社労士の事業戦略の立て方！についてお話します。このコラムは、社労士・キャリアコンサルタントである、代表が働き方・生き方に悩む皆様の参考になる労務・年金・起業などに関する雑感について連載しております。）

※今月号もお読み頂き、ありがとうございます。

　今、悩んでいる事・不安な事など、また、ご感想・ご意見などが

　ございましたら、以下よりお願いいたします。