代表雑感～※代表による労務・年金・起業に関する雑感です～

福岡・糸島の社会保険労務士・キャリアコンサルタント

社会保険労務士 おおぎ事務所の大城（おおぎ）です。

　福岡の糸島で、働き方・生き方に悩む人達をサポートする労務・年金・キャリア支援の専門家である社会保険労務士として活動する日々を過ごしております。

　９月に入りました。８月末の台風で我が家の庭の扉が強風で壊れ、自然災害の怖さをあらためて思い知らされました。今年の社労士試験、キャリアコンサルタント試験も終了したと思ったら、社労士会の医療労務フローアップ研修に参加etc、目には見えない仕入れ業務に汗をかきながら、がんばっております。

　さて、今月は、社労士資格の活かし方について、お話します。社労士の資格を取得するためには、合格率１ケタ代の試験に合格するための壁があって、それを乗り越えることができたら社労士登録の後、開業社労士の場合は、その先に更に大きな壁が待ち構えています。さて、それではどのようにして社労士資格を活かしていけばよいのでしょうか！社労士資格に限らず、資格を活かす！とは？

　まず、大切なのは、自己分析です。あなたは、なぜ、社労士資格を取得しようと思ったのですか？さらに、開業して社労士になろうと思ったのは、なぜですか？

きっと、その理由や動機があると思います。あなたの理念は何ですか？

ビジョン・目標は？１年後・３年後には、どのようになりたいのですか？それを実現していくための戦略は、どのようにしようとお考えですか？具体的な実行計画は立ててますか？ターゲットなるユーザは誰ですか？誰にどのようにして、自分の商品・サービスを提供して、それをお金に変えていくのですか？

　私も頭の中では描けていたつもりですが、いざ紙に書いて具現化しようと思うと書けないのです。理念のない目標だったり、ビジョンがあいまいな戦略だったり、戦略のない計画だったり・・・50歳半ばですが、あらためて商品開発から販売までの事業経営の基礎、商品開発、販路開拓、ブランディングなどを学んでいます。

資格は、パスポート・免許証と同じです。資格を活かすためには、理念・ビジョン（目標）・戦略・実行計画をしっかり考え、明確にしてPDCAを回していくことがやはり必要だと思いました。

　なぜなら、スーパーやコンビニに並んでいる商品、道の駅や直売所に置いてある商品、ホテル・レストランで販売されている商品はなぜ、違うのか？どのような目的で消費するのか？誰に買ってもらおうとしているのか？商品・サービスには、それぞれに意味があることに、あらためて気づかされたからです。そのように考えてみると、資格があっても、提供するサービスの差別化や得意性などの付加価値がなければ、スーパーやコンビニ・道の駅・直売所・ホテル・レストラン、どこで売っても戦っても勝てませんから。

　私の経営理念は、「人づくりを通じて地域・中小企業の皆様に貢献する」です。

ビジョン・目標は、「社労士・キャリアコンサルタントの専門知識をいかし、ワンストップコンシェルジュの役割が果たせる人づくりプロデューサーになる！」

そのための戦略は・・・で、事業計画（実行計画）は、・・・。です。かく言う私もあらためて、事業計画の重要さを身に染みて感じております。目に見えない知識をもとに提供するサービスをとおして、お客様からお金を頂くために価値を生ませること！知恵と工夫と才覚でしょうか。いや、事業計画です。さぁ～しっかり考えて資格を活かし切りましょう。もったいないですから。

　さぁ~、これからも、ご一緒にがんばっていきましょう！　￥(^^)/

　次号(2015年10月号)では、社労士の付加価値の付け方！についてお話します。このコラムは、社労士・キャリアコンサルタントである、代表が働き方・生き方に悩む皆様の参考になる労務・年金・起業などに関する雑感について連載しております。）