代表雑感～※代表による労務・年金・起業に関する雑感です～

福岡・糸島の社会保険労務士・キャリアコンサルタント

社会保険労務士 おおぎ事務所の大城（おおぎ）です。

 

　福岡の糸島で、働き方・生き方に悩む人達をサポートする労務・年金・キャリア支援の専門家である社会保険労務士として活動する日々を過ごしております。

 

　新しい年が始まりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか？一年の計は、元旦にあり！本年も、皆様と共に

良い年にしていきたいものです。

 

　さて、今月は「お客様に対する社労士の魅せ方！」について、お話します。

大企業や中小企業、個人で商売をされている皆様にとって一番大切なことは何で

しょうか？私は「メシを食べていくこと」だと思っています。私達、社労士に

とっても、地域の皆様が心配している過疎化の問題についても、企業にとっても、食べていくことができなければ。つまり、収入がなければ、事業や生活の継続は

成り立ちません。当然のことです。

 

　それでは・・どうやって、収入を得るの？となると。考え込んでしまいます。

2017年3月に大学や大学院を卒業される予定の皆様も就職に向けて様々な活動に

取り組んでいます。今年から企業の採用活動の解禁は６月になりましたが例年の

ように業界研究会やインターン・シップなどが行われており、学生の皆様も必死

です。人生における「就職」という名の事業活動だからです。学生も学生の就職

に携わるアドバイザーも皆、必死！です。志望する企業には、ほかにも志望する

他大学の学生がいるからです。競争・競合です。もし採用されなければ、収入が

確保できなければ、メシが食えないのです。

 

　学生の就職を例に取り上げましたが、社労士も同じことが言えます。

お客様がいなければ、売上はあがりません。同業の社労士はたくさんいますから

当然のことながらお客様は、自社に合った（気にいった！）社労士に仕事をお願

いすることになります。きっと、この社労士の先生なら、しっかり対応してくれ

るに違いない。皆様がスーパーやコンビニで商品を購入するときと同様に普通、

商品の中味を確認して物を買うということはしないと思います。商品表示、商品

パッケージ、商品コピーのメッセージ、他の購入者の評判、TVや広告などの宣伝媒体等を見聞きしたりして商品やサービスを選択しているのではないでしょうか。

私達は、気が付かない間にいつの間にか商品を手に取らされているのでは？

と思うことがしばしばあったりします。

 

　お客様が求めていることは様々です。本当は何を必要としているのだろうか？

同業他社や自分にもできるサービスなら、競争は厳しくなり価格も相場に合わせ

安くなります。自分にしか提供できないサービスなら、競争は少なく価格を自分

で決めることができます。お客様が魅力を感じて頂けるサービスなら、何十年も

やっているベテランの社労士と勝負しても勝つことができるのです。だからこそ、「人に会う！」ことが必要なのです。人に会って話を聴かせて頂き、お客様が

「本当は何を必要としているのか？」を感じとることが必要だと思います。

必要としている何かがわかれば、それに価値を付加していけばよいのです。

 

　私は、「お客様に対する社労士の魅せ方」こそ、最も大切なことだと考えます。

社労士は、人に関する様々な専門知識をもったプロです。その知識・スキルを

いかす、お客様に出会えてこそ光り輝くことができると思います！だから、そう

いうお客様に出会えるように自ら働き掛け・アプローチをしなくてはなりません。魅せる！とは、自分の真の中味を知らせることです。知られなければ存在しない

のと同じです。自らの存在を知らせずして食べていける訳がないのです。謙虚に

誠意をもって、お客様の役に立つ存在であることを知らしめること、特に影響力

のある方にです。

　

　さぁ~、これからも自らの魅せ方を工夫してご一緒に頑張っていきましょう！　

　このコラムをお読み頂き、ありがとうございます！

　本年も宜しくお願い申し上げます。￥(^^)/

 

　次号(2016年2月号)では「社労士に求められる大切なこと！」についてお話します。このコラムは、社労士・キャリアコンサルタントである、代表が働き方・生き方に悩む皆様の参考になる労務・年金・起業などに関する雑感について連載しております。）