代表雑感～※代表による労務・年金・起業に関する雑感です～

福岡・糸島の社会保険労務士・キャリアコンサルタント

社会保険労務士 おおぎ事務所の大城（おおぎ）です。

 

　７月に入りました！九州北部は、大気が不安定で、

大雨警報が出てました！看板犬で柴犬のととちゃんも

雷が怖いみたいで、じっと動かずです。この時期は、

むしむしと過ごしにくい季節です。皆様、体調の方は

いかがでしょうか。福岡の糸島で働き方・生き方に悩む

皆様をサポートする労務・年金・キャリア支援・社会

保険労務士の、糸島の森田健作こと！大城です。

  

　さて、この代表雑感のコラムは、今回で67回目です。

　今回は「人を育て人をつくるために必要な秘訣とは！」と題してお話しし

たいと思います。

 

　先週の土日は、終日キャリアコンサルタント更新講習を受講してきました。

１日目は「体験的に学ぶアンガーマネジメント」２日目は「ジョブカードを用

いたキャリアコンサルティング」でした。私自身が相談業務に携わることが多

く、相談者が抱える悩み・問題の明確化・解決の道筋をご一緒に考えていくため

のコンサルティング力を高め、実践に活用していく必要があるからです。

 

　私がこれまで、多数の事業所を訪問して首をかしげたくなることは、人を育

て人をつくるために何が大切なのかを誰も知ることなく、既存の様々な対処療法

で処置している、人のマネジメントの有り方です。中小企業の主な経営課題は、

資金繰り、販路開拓、新商品開発、人材育成の４つです。AI等の情報革新が進展

し、社会環境が変化したとしても、人がなくてはならない経営資源であることに

変わりはありません。実際の中小事業所の現場では、上司や周囲との人間関係が

うまく築けない。上司に正当に評価されていない。仕事にやりがいがない、職場

になじめない。異動前の職場がよかった。先行きが不透明でキャリア形成を考え

られない・・・の声をよく耳にします。なぜでしょうか？

 

　働き方改革は、平たく言えば、従業員を「やる気」にする改革のことです。

一人一人の従業員の価値観・こだわりは違います。例えば、管理職の機嫌の悪さは、職場に伝播していきます。「今日は、上司の機嫌が悪いね。何かあったのだ

ろうか？」もちろん、人間ですから、機嫌が悪くなるときもあります。怒りたく

なることも自然です。大切なことは、周囲・相手に対して適切な表現をする等の

自己管理ができるか否かなのです。残念ながら誰も教わっていないため、対処の

方法を知らないのです。様々な研修で知ることができても、理解できていなくて

は対応が難しいと思います。

 

　例えば、皆様は「ドラえもん」のことは、ご存知だと思います。しかし、それ

では実際に、鉛筆で書いてみなさいと言われてたら、正確に書くことができるで

しょうか。特に職場のリーダーの皆様は、自分の価値観・こだわりの中に「〇〇

すべきだ！」といった先入観で相手を見たり、指導したりしてはいないでしょうか。人を育てるために・人をつくるために、職場の一人一人が自分の感情を適切

に表現するスキルを身に付けておく必要があります。スキルですから、トレーニ

ングを通じて見に付けることができます。

 

　人のやる気を引き出すためには、相手に関心を持ち、がんばったことを認め、

人を育てる意欲＆熱意が必要です。人が仕事にやりがいを感じるときは、どのよ

うなときでしょうか？周囲に認められ、人の役に立ち、自分に自信が持てるとき

ではないでしょうか。やりがいを感じることができる環境づくりは、人づくりの

基本です。そのための制度・しくみを整備していくことを是非お薦めします。

　

　弊事務所は、産業組織と人づくりに貢献する「組織を創る！人づくりプロデュ

ーサー」社会保険労務士・キャリアコンサルタント・産業カウンセラーとして、

働く人の能力を引き出し・活かすために必要とされる指導・研修などの支援に、

従事し、貢献してまいります。引き続き、宜しくお願い申し上げます。

 

　さぁ~、ご一緒に頑張っていきましょう！　

　いつも、このコラムをお読み頂き、ありがとうございます！

　今後とも宜しくお願い申し上げます。(^・^)/

 

　次号(2018年８月号)では「職場の人間関係づくりに有効な秘訣とは！」と

題してお話します。このコラムは、社労士・キャリアコンサルタントである、

代表が働き方・生き方に悩む皆様の参考になる労務・年金・起業などに関する、

代表の雑感について連載しております。）