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※代表による「起望」に関する言葉集です。
福岡・糸島の社会保険労務士・キャリアコンサルタント
社会保険労務士 おおぎ事務所の大城(おおぎ)です。
「週感心話」のコーナーです。
今までの生活の中で収集してきた「起望」につながる言葉を紹介する「週感心話」を隔週にお届けいたします。よろしくお願い申し上げます。
●「 農業について語るときは、”農”と”業”を分けて語ることが大事!
農は、米・里山・文化・・・人々の心が癒される。
せまい採算を考えることはない!
業は、採算重視、徹底した原価低減が必要!
農業は、ものづくりであり、サイエンス である。 」
今回ご紹介するのは、九州農業成長産業化連携協議会総会で事例発表された
株式会社果実堂 井出 剛 社長から紹介された言葉です。
同社は、有機栽培のべビーリーフを生産・販売しています。今や、まな板と包
丁は買わないという時代に、カット野菜を主力として成長し躍進している熊本
にある農業法人の一つです。最新鋭の植物工場で、生産しているのかと思いき
や、通常の圃場で栽培されているとのことでした。しかしながら、驚くのは
ICTを徹底活用したデータに基づく、生産・販売手法です。農業は、サイエン
ス!自社内に研究所をもち、イニシャルコスト・ランニングコストを掛けず
に、トップを目指す理念や実行力に様々なヒントがあるように感じました。
お客様から求められている、商品・サービスをコストを抑えながら、最高の品
質を保ち提供し続けることは容易ではありません。農産品であっても、サービ
ス産業全盛の今の時代、コスト競争の影響を受けることは明らかです。ヨーロ
ッパの農業大国であるオランダと日本の農業に関する比較も、とても興味深い
お話でした。天候・水質・人口・面積・消費地etc両国には様々な違いがあり
ますが、個々のデータからは、日本のほうが優位であることがいえます。
しかし、こと農業に関しては、オランダの方が日本よりも上なのです。
第一次産業である農業がサイエンスであるなら、当然のごとく、他の産業はそ
れ以上のサイエンスでなければならないと思います。私のような社労士業でも
”業”である以上、徹底した情報・データ活用が必要なことはいうまでもありま
せん。大きな投資は難しくとも、法律をいかし、お客様の最大メリットを追及
していかねばなりません。様々なデータや自らの知見をいかにわかりやすく、
提示し、効果的なサービス提供を行っていくかがカギとなります。
時代は必ず変化していくものですが、変わらずに求められるものや、絶えず変
わるからこそ変化に対応していかねばならないものもあります。いろいろと考
えさせられます。幸い法律も時代とともに変わります。
変化があるからこそ、新しい人材・対応できる人材が必要とされるのだと思い
ます。もし変化がなければ、経験の豊富さのみが有利になるのですから。
考えてみると、変化がなければつまらないものかも知れませんね。(笑)
私は、働き方・生き方に悩む皆様をサポートする社会保険労務士でもありま
す。皆様のゲートキーパー社労士でありたいと願っております。
どうか、お一人で悩まずにご遠慮なくご相談してくださいね。
(社会保険労務士おおぎ事務所は、組織における人財づくりのお手伝を
通じて職場の現場力を高め、お客様の業績向上に貢献します。)
ご意見・ご要望などがございましたら、以下より、ご連絡お願いいたします。
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