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代表雑感～※代表による労務・年金・起業に関する雑感です～

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第3４回　社労士の付加価値の付け方！　～NEW！～

福岡・糸島の社会保険労務士・キャリアコンサルタント

社会保険労務士おおぎ事務所の大城（おおぎ）です。

　福岡の糸島で、働き方・生き方に悩む人達をサポートする労務・年金・キャリア支援の専門家である社会保険労務士として活動する日々を過ごしております。

　早いもので１０月に入りました。秋風のさわやかさや青い空が心地よい今日この頃です。いろんな研修を受けたり、セミナーしたり、ご相談があったりetc、日々いろんな人に巡り合い、目には見えない気苦労にも心を配りながら、楽しみながら、がんばっております。

　さて、今月は、社労士の付加価値に付け方について、お話します。社労士の資格を取得したら事務指定講習を受けて、さぁ~開業！でも、実際に開業してみると、大変です。開業社労士になったからといって、すぐに仕事が来るわけではないのですし。まず、相手に自分のことを知って貰い、この先生に相談してみたいなぁ。

こんな先生と一緒に会社の人づくりをしてみたいなぁ。と思ってもらうことが大切なのですが、どうしても時間がかかります。

　何でもそうですが、新たに開業したら新規参入者です。当然のことですが、開業10年・20年・それ以上の同業他者と普通に競合・競争しても、勝ち目はありません。事務手続き代行、給与計算、助成金などでは、差別化はほとんど不可能に近いと思います。そこで皆さんは、自分の得意な分野をつくることになります。つまり、ほとんどの社労士は、ある分野の専門性を極めて頑張っていこうとされます。

　ただ、仲間の社労士を見てますと、もったいないなぁ！と思う事がしばしばあります。自分の価値に気づいていないのです。自分が経験してきたことを活かす視点が弱いと感じます。これは、社労士とは、こうでなければならないという既存概念

に影響されていることが原因なのではないでしょうか。戦う土俵を相手の土俵に合わせることはないのに、知らず知らずいつの間にやら相手の土俵で大苦戦！といった感じです。経験に価値あり！出会いに無駄なし！です。いままで、やってきたこと、経験してきたこと、出会ってきた人など、無駄なことなど何一つないのです。

　付加価値とは、専門知識に限らず、その人の人間性であったり個性（カラー）、特性、知性、その人をかたち作っているものです。誰にでもマネできないものも付加価値の一つだと思います。この先生は、ちょっと頼りないけど、よく来てくれるし話も聞いてくれるし、誠実な人だなぁと思って貰えることも価値の付け方だと思います。そのために、いろんな人に会って自分磨きをする、いろんな人に会うのは楽しいし、いろいろな発見・驚きがあります。「人に会いなさい！」という教えは

お客様と出会うということもありますが、実はもっと奥が深いのです。このことについては、次月号で詳しくお話したいと思います。

　さぁ~、これからも、ご一緒にがんばっていきましょう！　￥(^^)/

　次号(2015年11月号)では、社労士のターゲットとは誰！についてお話します。このコラムは、社労士・キャリアコンサルタントである、代表が働き方・生き方に悩む皆様の参考になる労務・年金・起業などに関する雑感について連載しております。）

※今月号もお読み頂き、ありがとうございます。

　今、悩んでいる事・不安な事など、また、ご感想・ご意見などが

　ございましたら、以下よりお願いいたします。