代表雑感～※代表による労務・年金・起業に関する雑感です～

福岡・糸島の社会保険労務士・キャリアコンサルタント

社会保険労務士 おおぎ事務所の大城（おおぎ）です。

 

　福岡の糸島で、働き方・生き方に悩む人達をサポートする労務・年金・キャリア支援の専門職である社会保険労務士として活動する日々を過ごしております。

 

　月日が経つのは早いですね。10月になりました。

今年も残り３月です。皆様いかがお過ごしでしょうか。私は、お蔭様で元気に日々を過ごしています。今月も皆様との出会いを大切に、

ご一緒にしっかりとがんばってまいります。

 

　さて、今月は「社労士・キャリアコンサルタントとして思うこと！」について

お話します。私は、日々、事業所の事業主・従業員・学生など様々な皆様と接し

ています。現場で社労士・キャリアコンサルタントとして、働く人が抱える組織

や個人の課題について、お話をさせて頂いたり・相談を受けアドバイスをしたり・・・そのような中で私が感じたこと、思うことについて、お伝えしたいと思

います。

 

　就活で頑張る学生、転職相談に来られる一般求職者の方、長時間労働の職場で

起こるトラブル、売上・資金繰りに悩む経営者etc、様々な相談・支援を求めら

れます。私は、働く皆様の個々の環境（家庭環境etc）を除く問題は、すべて組織の在り方に起因すると考えています。組織に所属する一人一人の力を十分に発揮

できる環境の有無で、その組織の価値が決まるとも考えています。

 

　物事の考え方は、いろいろですが個人や組織で「できること」と「できない」

ことがあると思います。さらには「できること」を「している」のか？「して

いない」のかで当然ながら仕事の結果も変わってきます。「できること」を知り

分かっていながら、なぜ？していないのか？「できないこと」でも、OJTや様々

な研修訓練などを通じて「できるようになる」こともあると思います。

全体的な雰囲気として自分で考え決めて行動する！意識が不足しているように感

じられます。もちろん法律・条令など公で定められたルールは、通常は変えるこ

とはできませんから、できないこともあります。

 

　大切なのは、どうしたらできるのか？という視点で考えることだと思います。

組織（管理者）が「手順どおりに作業することが仕事なのだ」と考える人材を創

りだしているように感じます。もし、そうであれば組織に所属する一人一人の力

を十分に発揮できる環境であるとは言えないと思います。日々の仕事の中で、

管理者から仕事を指示された部下・スタッフの方々が自分の仕事について考える

機会を作ってあがげることが重要なのです。職場改善の土壌づくり・人づくりに

は、一対一ミーティングなどを活用した仕事や仕事目的の見える化が必要です。

 

 

　また、経済的に自立するためには、安定した 仕事に就くことが必要ですし、

長時間労働で仕事に追われて、心身の疲労から健康を損ね、仕事・子育て・老親

の介護などとの両立に悩んでいる方も多いです。働く皆様が将来への不安や豊か

さを実感できなければ、社会を支える活力は低下し、少子化や人口減少は加速の

一途をたどることになると思います。だからこそ、なぜ、長時間労働を改善しな

いといけないのか？どうしたら改善できるのか！個人でできることは何か。でき

ることを知り、やっているのか？この点が問われていると考えます。

まずは、自分でできることは何かを考え、わからなければ周りの方々や専門家

（社労士・キャリアコンサルタントetc）に相談してみましょう！

ご自身の人生なのですから。

 

　さぁ~、これからもご一緒に頑張っていきましょう！　

　いつも、このコラムをお読み頂き、ありがとうございます！

　今後とも宜しくお願い申し上げます。￥(^^)/

 

　次号(2016年11月号)では「起業するときに考えてほしいこと！」

についてお話します。このコラムは、社労士・キャリアコンサルタントである、

代表が働き方・生き方に悩む皆様の参考になる労務・年金・起業などに関する

代表の雑感について連載しております。）